ニコ生備忘録: GINZAバージョンがリリース

2013年10月8日火曜日

GINZAバージョンがリリース

10月8日、ニコニコの新バージョン「GINZA」がリリースされた。

10月8日からニコニコの新しいバージョン「GINZA」がリリースされた。
現在、原宿バージョンとQバージョンを使っているユーザでも強制的にGINZAにバージョンアップされている。

原宿からGINZAまでの変遷

原宿バージョンからGINZAバージョンまでの変遷を簡単にまとめてみた。

原宿バージョン

動画（原宿）

生放送（原宿）

2010年10月29日リリース

現行バージョンでユーザから一番使いやすいと言われているバージョン。今でも生主で使っている人も多く見られる。原宿バージョンは12月3日に廃止が決定されており（後述）、生放送、動画、双方のユーザから運営に対して非難が集中している。

Zeroバージョン

ZEROバージョンの動画（拾い画。ある程度改善された後）

2012年5月1日リリース
一般会員は同年7月1日から

約1年半ぶりのバージョンアップはZeroだった。Zeroは原宿とは全く違ったデザインで、「原点回帰」をモットーにしたバージョンアップだった。

しかし、「原点」とは程遠いバージョンアップで、コメントを打つ場所がおかしい、タイトルの文字の大きさがおかしい、ニコるが鬱陶しいなどといった新機能に対する批判に加え、原宿とは違い、無駄な動きが動画を余計に重くし、低スペパソコンを使っていたユーザを中心に「こんなもの使えたものではない」などといった批判もあり、「使いやすさZero」「運営のセンスZero」と揶揄された。

しまいには、「今までのニコニコのバージョンの中で一番最悪なバージョン」とまで言われてしまう。
結局Zeroはたったの5ヶ月で終焉を迎える。

Qバージョン

Q（生放送）

2012年10月17日リリース

Zeroバージョンの反省を踏まえてバージョンアップされたQバージョン。
「0」から少し毛が生えて「Q」になった（0 → Q）というのが名前の由来（とされている）。

評判の良い原宿も設定を変えれば使える様になっている。Zeroからの大きな変更点は無い。デザインも黒を基調としている。

GINZAバージョン

GINZA（動画）

GINZA（生放送）

2013年10月8日リリース

今回新しくリリースされたGINZA。デザインは黒から銀に変更。
ZeroからQにバージョンアップされたとき、ほとんど変更点が無かった様に、今回もほとんど変更点が無い。（後述）

GINZAの変更点

GINZAの変更点はプレイヤーの右上部分にWall（ウォール、壁紙）を変更する機能が追加されたことだ。

画像右上の赤丸部分をクリックすると・・・。

ウォールを選択するウィンドウが現れる。現在は全24種類の壁紙を選ぶことができるが、自分で好きな画像をアップロードして壁紙にすることはできない。

Wall（壁紙）の一例

銀座四丁目の交差点の夜景　ginza

歌舞伎の定式幕　kabuki

お寿司　sushi

夜空をイメージした night

・・・などなど。

12月3日原宿廃止

9月22日、名古屋で開催された町会議で今回のGINZAバージョンのリリースを発表したのと同時に、12月3日に原宿バージョンのサービスが終了することが明らかとなった。

現在原宿バージョンを使うと、ページ上部にGINZAへのバージョンアップを促す表示が出るようになっている。